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MARIGOLD (Calendula officinalis) キク科 一年草 のハーブ。 ハーブの世界でもアロマセラピー(インフィーズドオイル使用として)の世界でも そしてホメオパシーの世界でも愛されているハーブですね。 太陽のハーブ!と 別名を持つくらい 暖かく そして活気のあるパワーを持ったハーブです。 有効成分は 精油 苦味質 カロチノイド色素 樹脂 フラボノイド サポニン(2-10%) などなどが含まれています。 使用部分は ハーブティーにする場合は圧倒的に 花部が多いですよね。 チンキ剤を作る場合は 花のみと全草(glandular feverとかに使うときなど)とあえて分けて作るときもあります。がハーブチンキとして売っている市販のものの殆どは花部からのチンキ剤です。 ホメオパシーでもこのカレンジュラのマザーティンクチャー(チンキ)を使いますよね(マザーティンクチャーもフラワーからの場合と全草とあるらしいです by a Homeopath ) St John’s Wart のマザーティンクチャーがミックスされた Hypercalのティンクチャーやクリームは 切り傷・擦り傷・出産跡にと多くの方に利用されていますが メディカルハーブの世界では どちらかと言えば単品で使うことが圧倒的に多いです。 どちらも殺菌作用はあるし、治癒作用もあるのにな~。 不思議です。 さてさてこのマリーゴールド 以前訪ねたガーデンに色んな色のマリーゴールドがあり思わず写真を撮ってきてしまいました。 薬草として使う場合は オレンジ色の濃いものを好んで使いますが、ガーデンに植えるということでしたら色々な色を合わせるのも楽しいですよね。 この美しいハーブですが 「味があまり好きではない」という方も多いかもしれません。 ちょっと甘味があり、苦味もあり そして その他にしょっぱさも舌を刺激する味も少しずつ混ざっています。 甘味がある食べ物が少し焦げたような独特な香り。 初めてこのハーブを飲んだときは 「???」と感じましたが、今ではそのほのかな甘さが癖になってしまいました。チンキも25%ですと、優しく甘いそして苦味もTrue Bitterではなく、Sweet Bitter?で何ともいえない暖かさを口いっぱいに感じます。 また飲んだ後、味は口の中で長く残らないでし、すっきり感(口の中)も味わえます。 抗炎症 抗バクテリア 抗真菌 抗ウイルス 免疫力促進 リンパ系の浄化 創傷治癒 発汗(穏かな) 鎮痙作用 などなど 様々な効能が謳われるマリーゴールドですが、アルコールの度数によって 得られる成分が異なる事から、イギリスのハーバリストは 25%と90%度数のチンキを利用しています。(お店だと90%一種という場合も多いです) 安全でかつ幅広く利用できるハーブです。(でも妊娠初期の多量使用はお避けくださいね あと・・キク科のアレルギーの方は このハーブでアレルギー反応を起こす事も考えられます)昔お世話になった先生は 殆どの処方箋にこのマリーゴールドを入れていたくらい・・・ 私も 女性疾患 皮膚疾患 などに多くこのハーブを利用します。もちろん外用でも大活躍!ブレンドハーブを作るとき花を添えるといった形でも利用できますよね。
by Phytouk2
| 2009-07-27 03:36
| MATERIA MEDICA:M-N
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